ロータリーの会には、さまざまなひとたちが集まっています。
そして、一人ひとりが高田馬場やロータリーに対する「想い」を持ち、活動をしています。
はたして、その想いとは何なのか。
そして、活動のなかで何を考え、何を感じているのか。
このコラムでは、ロータリーの会メンバー一人ひとりの想いに迫ります…!!
週に1回程度で更新していくので、お楽しみに(^^)
こんにちは、国際教養学部3年の藏屋です。
私にとって高田馬場は、幼稚園から大学までの通学路であり、塾や習い事の場であり、今はサークル活動の場です。
しかし、身近すぎるこの街に改めて向き合ったのはロータリーの会に入ってからのことであり、入会後は自分の今までの「高田馬場」に対する無関心さにハッとさせられる日々です。
そんな私の入会理由をご紹介する前に、この記事を読んでくださっている皆様は、納言というお笑いコンビの漫才をご存じでしょうか。
ボケ担当でやさぐれキャラ(?)の幸さんは漫才の中でよく、東京の街を1か所あげて偏見でもって”ディス”ります。
根も葉もないハチャメチャな偏見ですが、中には妙に納得できてしまうものもあります。
ある日ネタ番組を見ていると、「高田馬場の大学生は、これもう中卒だな」という一言。観覧のお客さんに結構ウケていたし、私もテレビの前で反射的に笑っていました。
中卒の方への偏見にも繋がりかねないのでふわっとしか書けませんが、ブラックジョークのような感覚で、テレビでみんなが笑えてしまうほどの話なんだな~、何とかしたいな~と、思わぬところで当会員としての自我が芽生えたのでした。
私は初めから強い意志があって入会したわけではありません。入会を考えていた友達から清掃活動の体験に誘われ、特に断る理由も無かったので軽い気持ちでついていきました。
もとから清掃活動が好きだった私は、朝の時間を有効に使えるという点と、全く違うタイプの人たちがそれぞれの原動力をもって集まり、皆でゴミを拾っているという面白さに惹かれて入会しました。
私はダンスサークルにも所属していたのですが、大前提としてダンス好きな人の集まりなので、趣味嗜好の全く異なる人たちが一緒に活動している当会の状況はとても新鮮に感じられました。
ロータリーの会に入っていなければ、おそらく交わることがなかったであろう人たちと活動するのは、本当に楽しいです。
コロナ禍で大学生らしさを何一つ実感できなかった自分に、大学生らしさをもたらしてくれたのはロータリーの会だと思っています。
国際教養学部3年 藏屋
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